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特定保健用食品

▶特定保健用食品

 特定保健用食品は、健康や生活習慣病のことが気になる人や普段の食生活のバランスが乱れがちな人を対象としている食品です。これらはあくまでも食品であり、病気を治療するためではなく、健康の保持・増進に利用するものです。これらの食品をとったからといって、食事療法をおろそかにしたり、薬をやめたりしてはいけません。

1) 血糖値が気になる方に適した特定保健用食品

 難消化性デキストリンといって、水に溶ける食物繊維の含まれた食品が代表的です。食事と一緒に飲むことで血糖値の上昇を穏やかにします。ですから、食事の間に飲んでも血糖値に影響はありません。「緑茶習慣」、「健茶王」、「グルコケア」、「食事と一緒に十六茶」などのお茶だけでなく、「からだサポートごはん」や「血糖値が気になる人のための即席みそ汁」などもあります。また、「パインファイバー」はお茶や水などに溶かしてのむように、粉末が袋に入っています。

 グアバ茶ポリフェノールもデキストリンと同じ作用があり、「バンソウレイチャ」として売られています。「グルコデザイン」は小麦アルブミンが主成分で、食事の直前か食事と一緒にスープとして飲む食品です。

 食物繊維が多く含まれる野菜を十分に摂れば、これらの食品と同じ効果があります!

2) 血圧が気になる方に適した特定保健用食品・特別用途食品

 「アミール」「アミールS」:血管を広げる作用のあるペプチドが入っており、血圧が下がります。

「減塩習慣」:塩味はそのままで塩分(ナトリウム)を50%カットした塩です。

3) 中性脂肪・コレステロールが気になる方に適した特定保健用食品(食用油)

 「エコナ」:ジアルシル・グリセロールを使用し、中性脂肪が上昇しにくく、体脂肪がつきにくい。

「健康サララ」:植物ステロールが血中コレステロールや悪玉コレステロールを低下させる。

「ヘルシーリセッタ」中鎖脂肪酸により、体に脂肪がつきにくい。

 ★摂りすぎには注意しましょう:これらの油は、カロリーは他の油とまったく同じす。1日おおさじ1杯が目安で、それ以上摂ると血糖やコレステロールは上がってしまいます。

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